自宅でフィットネス!40代男性に最適なホームジムのメリットとデメリット

40代に差し掛かり、健康や体力の維持、見た目を若く保ちたいと意識する方も多いことでしょう。
しかし、忙しい日々の中でジムに通うのは大変です。

そこでおすすめしたいのが「ホームジム」。

自宅にトレーニングスペースを確保することで、時間や場所に縛られず効率的に筋トレを続けられるというメリットがあります。

本記事では、40代男性がホームジムを選ぶ際のメリットとデメリットを徹底解説します。

また、ホームジムを作る際のポイントや必要な筋トレ器具についても詳しく紹介しますので、これから自宅でのフィットネスを始めたい方はぜひ参考にしてみてください。

目次

筋トレする際のジムと自宅の違い

ジムのダンベル置き場
「宅トレ」自宅で筋トレ「ジムトレ」ジムで筋トレ
筋トレで時間帯いつでも可能ジムの営業時間内
初期費用トレーニング器具代(5000円~)ジム入会費6000円~15000円
ランニングコストほとんどなし3000円~10000円/月
指導者いないいることが多い
器具の数限られる多い

宅トレとジムトレではこのように違いがあります。
どちらが優れているということではなく、自分のライフスタイルにあった方を選ぶことがよいでしょう

自宅のトレーニングはいつでもできますが、スペースの問題で器具を置けないのであればジムに行くという選択肢しかありませんし、近くにジムがない、というならば自宅でトレーニングするしかありません。

自身の性格なども検討し、より魅力のある方を選びましょう。

また両方を利用するという方法もあります。

時間のない平日は自宅でトレーニングを行い、休日のまとまった時間はジムでガッツリ鍛えるというのも優れたやり方だと思います。

それでは、もう少し具体的にホームジムのメリットを解説していきます。

ホームジムを作る魅力やメリットを紹介!

トレーニングギア

ホームジムを作るメリットは自宅でトレーニングができるというだけでなく、それ以外にもたくさんのメリットがあります。

筋トレを長く続けるならトータル費用が安く済む

まずジムに入会するための入会費を6000円、その後の会費を月3000円とすると、年間で4万2000円の費用がかかることになります。

入会費6000円
月会費3000円×12ヶ月=3万6000円

ジムの年間費用合計 4万2000円

自宅で最低限の器具を揃えようとすると、

ダンベル 5000円
ベンチ台 8000円
チンニング台 8000円

器具購入合計金額 2万1000円

コスパを重視した器具を揃えると、2万1000円で済みます。

自宅でトレーニングを半年続ければ、ジムよりお徳になるという計算です

もちろん地域や設備によってジムの費用は変わりますし、自宅でしっかりとした器具を揃えようと思えば数十万かかることもあります。

しかし、ホームジムはランニングコストがかからないため、長く続けるほどコスト面では安く済みます。

移動時間・交通費はゼロでトレーニングできる

ジムに行こうと思うと、ジムまでの交通費やその時間がかかります。
ジムについてから、チェックインするまでの時間もあります。

自宅の場合は当然、移動時間はゼロで交通費もゼロです。
移動時間がゼロということは、その時間もトレーニングにあてることができます

外に出ないため、服装を気にする必要がない

ジムに行くだけであっても、外に出るため最低限の身支度は必要になります。
しかし、自宅であればほとんど気にする必要はありません。

休日であれば、ヘアスタイルも気にせず、そのままトレーニングを開始できます。

周りの目を気にせず、一人で集中してトレーニングができる

ジムでは一人でトレーニングができる訳ではありません。
器具の数にも限りがあるため、ずっと一人で独占する訳にもいきません。

順番を待っている方からの視線を感じながらでは、集中しづらいものです。
自宅でトレーニングするのであれば、周囲の視線を気にせず集中して鍛えることができます。

トレーニング器具の順番待ちがない

ジムは時間帯によって混雑することがあります。
自分が使いたい器具を他の人が使用していると、終わるまで待つ必要があります。

しかし、ホームジムであれば、順番待ちをすることなくトレーニングができるので、ストレスもありません。

ジムの都合に関係なくトレーニングできる

24時間営業のジムでなければ、日中の決まった時間にしかトレーニングができません。
24時間営業のジムであっても、移転、閉店となればまた別のジムを探さなければならなくなります。

ホームジムであれば、そういったジムの都合に関係なくトレーニングに励むことができます。

自分好みの環境でトレーニングができる

ジムでは室温の調整、流れてくる音楽などが決まっています。

しかし、ホームジムであれば好きな音楽を流しながら、自分にとって快適な温度設定でトレーニングできます。
鏡の位置も好きな場所に置けて、自分のトレーニングを客観的に観察することもできます。

ホームジムならすぐに栄養補給や入浴ができる

トレーニングが終わった後は、すぐにプロテインを飲んでシャワーを浴びたいですよね。
もちろん、ジムにプロテインパウダーや着替えを持ち込めば、すぐにタンパク質の補給や汗を流せます。

しかし休日であれば、それも可能かもしれませんが仕事終わりにジムに通うとなると、日中の荷物の量が増えてしまいます。

ホームジムであれば、トレーニングの後すぐに食事もできますし、入浴もすることができます。

食事時やカロリーについて詳しく知りたい方は「リーンバルクを徹底解説、カロリーとPFCについて」、こちらの記事も参考にしてください。

もちろんホームジムにもデメリットはある

注意を促す標識

初期費用がかかる

自重トレで良いというのであれば、費用はほぼゼロです。
しかし、ある程度のトレーニング器具を揃えようと思うと費用はかかってきます。

ダンベルだけであれば、数千円で済みますが、本格的にトレーニングをしたいと器具を揃えようとするとパワーラックなど十万円~数十万円程度かかることもあります。

しかし、長期的に使用するのであれば、コストはジムに通うよりも安く済みます

器具が少ないため、できるトレーニングに制限がある

例えばダンベルだけでも、トレーニングの工夫次第では幅広い部位を狙ってトレーニングすることができますが、やはり専用の器具と比べると効率は落ちてしまいます。

自宅の器具の揃え方にもよりますが、ジムでないとできないトレーニングもあるのがデメリットになります。

モチベーションを維持しにくい

自宅というのは、基本的にリラックスする場所です。
仕事が終わって疲れた状態で家に帰っても、トレーニングをする気になれない・・・
トレーニングをするもしないも本人の気持ち次第ですから。

その点、ジムに行ってしまえばトレーニングしないで帰るという選択肢はないでしょう。
周りの人がトレーニングをしていると、自分もトレーニングをしなければ、という気持ちが自然に湧いてきます。

トレーニングの音に配慮が必要

ホームジムでトレーニングする際に注意して欲しいのが音です。

戸建の1階であれば、あまり注意はしなくて良いかもしれませんが、マンションやアパートでは近所迷惑にならないよう配慮が必要になってきます。

器具を置くときにマットを敷くなど対処していないと、意外と音は響くものです。

自宅にトレーニングルームをつくるときのポイント

白いドアのある部屋

部屋のサイズを把握しておく

もしパワーラックなど大きな器具を部屋に置こうと検討しているなら、そのサイズをしっかりと計算して下さい。
バーベル、ベンチなどもそうですが、トレーニング器具は意外と場所を取ります

設置前には、必ず部屋のサイズを測りましょう。
部屋のスペースをどの程度使うことになるのか、事前に計算しておくと安心です。
器具を買った後に後悔しないようにしましょう。

ラバーマットで床の保護をする

部屋にトレーニング器具を置くときは、ラバーマットを敷くと良いでしょう。
以下の2点の目的のためです。

①騒音対策
②床の保護

疲労した状態でバーベルを床に置こうとする際、気を付けていても音を立てて乱暴に置いてしまうことがあります。

ゴツンと音も出てしまいますし、床も傷がついてしまいます。
不可抗力でダンベルを落としてしまうこともあります。

そんな時に、床を保護するためにもラバーマットを敷くことをおすすめします。
ラバーマットであれば、床の保護と騒音の両方の対策になります。
ラバーマットを選ぶ際は、10mm以上の厚さがあると、十分な効果を発揮してくれます

また、床の強度が心配な方は、ホームセンターでコンパネやベニヤ板(こちらも10mm以上の厚さのもの)を敷くことで、重さを分散し、また床の補強にもなります。

自宅トレーニングルームにおすすめの筋トレ器具5選

自宅でトレーニングをする際、使用すると効率的にトレーニングを行える器具を5選紹介します。
これだけ揃ていれば、かなり本格的に体を鍛えることができますよ。

①ダンベル

ダンベルがあるだけでも、トレーニングの組み方次第で全身を鍛えることができます。
重さを変えることができる可変式のタイプがおすすめです。

安いものだと重さを変えるのに手間はかかります。
手軽に重量を変えれるものは、まあまあなお値段になります。
いきなり高いダンベルを購入するのは怖いという方には十分だと思います。

重さを変えることで、各筋肉に適切な負荷をかけることができます。
最低限、可変式ダンベルは準備しておきましょう。

トレーニングベンチ

椅子などで代用できなくもないですが、トレーニングを続けていくならぜひ購入して欲しいです。
トレーニングベンチがあると、トレーニングの幅がかなり広がります。
トレーニングベンチには角度が変えられないフラットベンチと、角度が変えられる可変式トレーニングベンチがあります。

オススメはもちろん角度が変えられる可変式のトレーニングベンチです。

ベンチの角度を変えることで、さまざまな筋肉に刺激を入れることができるようになります。

③チンニングスタンド

チンニングスタンドがあると懸垂をすることができます。
背中を鍛えるのにもっとも適しているいる種目は懸垂です

ディップスができるチンニングスタンドを選べば、背中だけでなく大胸筋も鍛えることができます。

またぶら下がって腹筋を鍛えることもできるので、ダンベル、トレーニングベンチと併せて、チンニングスタンドも購入していただきたいです。

④トレーニンググローブ

ダンベルを購入してトレーニングを始めると、摩擦から手の平に痛みを感じる人が多くいます。
またダンベルトレーニングを続けていると手の平にマメができてくるので、その対策としてトレーニンググローブが役立ちます。

グローブを着けていると、器具の滑りを抑えることができるので、トレーニングに集中しやすくなるという効果もあります。

そんない高いギアではないので、これからトレーニングを始める方は持っていても損はありません。

ダンベルの重量が上がってくると、握力が足りなくなってきます。
握力が足りないと、ダンベルを持つことに気が散ってしまい、トーレニングに集中できなくってしまいます。
そんな問題を解決してくれるのが、「リストストラップ」や「パワーグリップ」といった握力を補助してくれるアイテムです。
「リストストラップ」や「パワーグリップ」がどんなものか興味がある方は、「【筋トレ】リストストラップとパワーグリップは何が違う?特徴を解説」こちらを参考にしてください。

パワーラックorハーフラック

パワーラックは本格的にトレーニングに取り組みたいという方にはおすすめです。
安全性高く重量を扱うことができるため、しっかりとウエイトトレーニングをしたい、という方は検討してもよいでしょう。

本格的なトレーニングが自宅でできる半面、費用も高くなってしまいます。
ずっと自宅でトレーニングをすると決意された方には価値のある器具です。

まとめ

ホームジムのメリットとデメリットについて詳しく解説してきましたが、いかがでしたでしょうか?
40代男性にとって、自宅でトレーニングを行うことは非常に効果的であり、時間やコストの面でも多くのメリットがあります。
しかし、ホームジムには初期費用やモチベーションの維持といった課題もあります。
自身のライフスタイルやトレーニングの目標に合わせて、ホームジムを選ぶかジムに通うかを検討してみてください。
どちらにもメリットがあり、自分に合った方法で無理なく続けることが大切です。
自宅でのフィットネスを始める際の参考になれば幸いです。

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この記事を書いた人

40代に突入したサラリーマンです。
週5で筋トレを継続しているホームトレーニーです。
「筋サラLife」では、情報発信を楽しみながら、日々の筋トレの中で実践し学んだことをまとめています。

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