【筋トレ】リストストラップとパワーグリップは何が違う？特徴を解説

こんにちは、KuRoKiです。

僕は筋トレを趣味にしていて、週５～６で筋トレしているホームトレーニーです。

ホームトレーニーの僕ですが、徐々に「トレーニングギア」が増えてきています。

今回は「リストストラップ」をご紹介しようと思います。

リストストラップは、主に握力の補助を行ってくれるアイテムです。

本記事をお読みいただいているあなたは、こんな疑問をお持ちかもしれませんね。

こんな疑問をお持ちですか？

・リストストラップって何？
・リストストラップの使い方は？
・リストストラップはどんなトレーニングで使うの？
・パワーグリップとの違いは？
・おすすめのリストストラップを教えて

本記事ではこれらの疑問にお答えしていきます。

リストストラップってどんなもの？

まず、リストストラップの実物の写真です。

先端が輪っかになっており、逆側の先端を通して使います。

ただの長い布に見えるので、使い方に迷いますよね。

僕も最初は？を浮かべていました（笑）

重量が増えてくると、そんな経験をしている方も多いと思います。
リストストラップは、握力を補助してくれるので、この悩みを解決してくれます。

重いバーベルを握っただけだと、握力のみで重量を支えることになりますが、リストストラップを使うと、その重量を手首でも支えることができるようになります。

握力に意識を割かれることが少なくなるので、鍛えたい部位に集中することができます。

握力の消耗で、狙った部位に集中できない時は、リストストラップを使ってみて下さい！

リストストラップの使い方

それでは、リストストラップの使い方を解説します。

装着の仕方

使い方はいたってシンプルです。

リストストラップの装着の仕方

①端にある輪っかに、逆方向の先端を通して、大きな輪っかをつくる
②先端を通して交差した分が手首側にくるように、手を通す
③先端を引いて、手首に固定する

使い方

続いて使い方です。

リストストラップを使う場面は、背中などの引く動作を行う時に使用することが多いです。

握力の補助をしたい時は、色々な種目で試してみても良いかもしれませんね。

■基本的な使い方。

①手の平と帯の間にバーが来るようにセットする
②帯をバーに巻き付ける。
③滑らせるように手首を動かして、帯の遊びが出ないように固定する。

慣れるまでは少し面倒ですが、コツを掴めば両手同時に固定できるようになります。

習うよリ慣れろ、ですね（笑）

使う時の注意点

①リストストラップに頼り過ぎない。
②いきなり高重量を扱わない。

①については、あくまでサポートアイテムであることを忘れないで欲しいということです。

トレーニングをする中で、重量を扱っていると握力が自然と鍛えられます。

しかし、リストストラップに頼り過ぎると、握力が鍛えられる機会を逃してしまいます。

またリストストラップを使用する状態が当たり前になると、逆にリストストラップがないとトレーニングができないといったことになってしまいます。

②については、リストストラップを使うと握力の負担が減るため、高重量が扱えそうな気分になってしまいます。

しかし、実際に扱ったことのない重量だと怪我のリスクが上がってしまいます。

リストストラップを使っていて、違和感を感じたら、一旦中断して重量を見直してみましょう。

どんな種目に使うの？

本稿では、リストストラップを使った種目をご紹介していきます。

①デッドリフト
②ベントオーバーロー
③ワンハンドロー
③懸垂
④スクワット

やはり使用する種目としても、背中などの「プル（引く動作）系種目」がメインとなりますね。

重量が伸びてくると、セット数を重ねるごとに握力を消耗してしまいます。

スクワットについては、バーベルを担いで行うこともできます。

しかし、ダンベルしか持ってない方や、ランジスクワットなど片足を前に出す種目の際は、リストストラップを使うことで、より重い重量で長く追い込むことができます。

「リストストラップ」と「パワーグリップ」の違いは？

手首に使用するトレーニングギアには「パワーグリップ」というものもあります。

パワーグリップも握力補助を目的に使用するトレーニングギアになります。

そんな疑問を持つ方も多いと思います。

どのように使い分けたら良いか解説していきます。

「リストストラップ」と「パワーグリップ」の使い分け

リストストラップとパワーグリップ、この２つのアイテムはどのような違いがあるのでしょうか？

リストストラップ　➡　手首の保護
パワーグリップ　　➡　握力の補助　

他にも以下のような違いがあります。

	リストストラップ	パワーグリップ
見た目	長いベルト	グローブ
素材	革、布	革、ラバー
使いやすさ	巻きつけに時間がかかる	すぐに取り付けられる
グリップ力	高重量	低～中重量
耐久性	高い	やや低い
価格	２０００円～	７０００円～

どちらのギアを使っても、トレーニング自体がやりにくいということはありませんが、種目ごとに使い分ける場合は以下を参考にして下さい。

ベントオーバーローやデッドリフトならリストストラップ

ベントオーバーローやデッドリフトといった種目はリストストラップを使用するのがオススメです。

ある程度の重量を扱うフリーウェイト種目は、グリップ力が高いリストストラップを使うと、フォームが安定しやすくなります。

しっかり握り込むことで、重い重量を上げることに集中できます。

懸垂やダンベル種目ならパワーグリップ

懸垂やワンハンドローなどはパワーグリップがオススメです。

手首が動き、握力が必要な種目は、握力補助に特化したパワーグリップを使うと、狙った部位に効かせやすくなります。

僕がリストストラップを使う理由

それぞれ特徴が異なるリストストラップとパワーグリップですが、どちらを選べばよいでしょうか？

そんな悩みを持つ方へ僕からのアドバイスです。

僕個人の経験から言うと、

リストストラップ➡パワーグリップの順に購入するのが良いと思います。

その理由はやはり価格です。

価格

リストストラップとパワーグリップの大きな違いは、ずばり「価格帯」です。

安いパワーグリップもあるのですが、やはりそれなりの重量を扱うようになってくると、７０００円～くらいのお値段は必要になってきてしまいます。

安いものだと、耐久性が弱く、マジックテープがへたってしまい、すぐに外れるようになってしまいます。

どの程度効果があるかも分からない状態で、７０００円のアイテムを買うのは抵抗があると思います。

（僕自身も、ちょっと・・・とためらっていました（笑））

リストストラップなら２０００円程度で購入することができます。

まずは、安いリストストラップを使用してみて、「握力補助」の効果を実感するのが良いかと思います。

ちなみに、リストストラップは安いですが、耐久性は高いので、とてもコスパが良いですよ。

手軽さ

そして、なぜパワーグリップに進むのが良いかというと、手軽だからです。

パワーグリップについては、以下の記事でご紹介しているので、興味があれば併せて読んでみて下さい。

リストストラップは、前述の通り、バーベルなどに帯を巻きつけて使用します。

慣れればそんなに手間ではないですが、セット数が増えてくると、やはり手間は手間です。

その点、パワーグリップは握り込むだけですので、リストストラップと比べると「手間」が少なくなります。

とにかく楽なので、パワーグリップを使い始めると多分ずっとこちらを使うようになるかと思います。

おすすめのリストストラップ紹介

おすすめはやはり、この２種類になるかと思います。

【GOLD’S　GYM】リストストラップ

デッドリフトなど高重量で扱っても、千切れることも滑ることもなく、握力を補助してくれます。

何度も洗濯して使い込んでいますが、信頼の耐久性です（笑）

長く使えて安い、というのは助かりますね。

リストストラップが気になっている方なら、お試し程度の気持ちで購入してみても失敗はないと思います。
価格も２０００円程度ですので、お財布にも優しいですね。

それほどのクオリティがあり、僕の愛用品です。

【RDX】リストストラップ

こちらは、僕が初めて買ったリストストラップです。

こちらは、手首部分にパットがついているのが特徴になります。

重量が上がってくると、手首の擦れが気になってきます。

その点、【RDX】リストストラップなら握力補助をしながら、手首の保護までしてくれます。

値段もGOLD’S GYMのリストストラップと変わらないので、購入の選択肢に入れて良いかと思います。

【RDX】リストストラップのもう１点の特徴として「滑り止め」が付いていることが挙げられます。

ドット状に滑り止めがついているのですが、最初はこの感触が気になるかもしれません。

慣れれば、どうということはないでんすが（笑）

間違えやすいリストラップ

似たような名前で「リストラップ」というアイテムも存在します。

名前が似ていて、非常に紛らわしいですが機能が異なるアイテムです。

リストラップは、ラップという名前の通り、手首を固定することで怪我を防ぐことを目的としています。

手首に巻きつけることで、手首が反ってしまい無理な力がかからないよう補助してくれます。

まとめ

・トレーニングで高重量を扱う際に、握力が足りないと思ったら、リストストラップを使用してみる。

• リストストラップを使用することで、握力の消耗を抑えることができる
• リストストラップが活躍するのは、プル（引く動作）系の種目
• 価格で選ぶなら、リストストラップ
• 手軽さで選ぶならパワーグリップ

いかがだったでしょうか？

今回はトレーニングギアの一種である「リストストラップ」についてご紹介しました。

現役で使用しているリストストラップです。
握力を補助してくれるおかげで、トレーニングがはかどるようになりました。

握力の消耗に悩んでいる方はぜひ一度試していただきたいと思います。

ではまた！